人間の幸福度を測る手法の一つとしてフォーダイスの感情度測定テストというのがあります。
マイケル・W・フォーダイスという心理学者が考案したものです。
これは、ある一定の時点でその人がどれだけ現状に満足しているかを測るためのテストです。
なので、当然測るたびに異なる値になります。
その人のその時点の感情度を測ることができる方法だと思ってくれればオーケーです(*’-‘)b
この手法には、2つの測定方法があります。
一つ目は点数制。
10点を「きわめて幸せだ」、0点を「きわめて不幸せだ」として点数で表すものです。
① 点数制
0から10のどれかを選ぶ。
・10点きわめて幸せだ(喜びに満ちて至福の極みにある)
・9点とても幸せだ(とても豊かな気分)
・8点かなり幸せだ(気分が高揚)
・7点やや幸せだ(豊かなんとなく元気)
・6点少し幸せだ(通常よりは幸せ)
・5点どちらとも言えない(とくに幸せでも不幸せでもない)
・4点少し不幸せだ(5点よりはやや不幸せ)
・3点やや不幸せだ(4点よりは不幸せ)
・2点かなり不幸せだ(なんとなく憂うつな気分)
・1点とても不幸せだ(気分が落ち込んでいる)
・0点きわめて不幸せだ(気分がかなり落ち込んでいる)
二つ目は、幸福、不幸、どちらでもないの3つを合計100%で表す、パーセント制です。
② パーセント制
幸福、不幸、どちらとも言えないを合計100%で表す。
–幸福だと感じる 【 %】
–不幸だと感じる 【 %】
–どちらとも言えない 【 %】
さてさて、みなさんはいかがでしょうか??
参考までに3050人のアメリカ人の平均点をお伝えします。
点数制は、6.92点。
パーセント制は、
・幸福:54.13%
・不幸:20.44%
・どちらでもない:25.43%
この数値よりも低かった人もしょげずに、幸福度を上げる行動をとるよう努力して見てください。
フォーダイスの感情度測定テストは、あくまで現時点の状態です。
現時点の状態がわからなければ、上がったか、下がったかもわかりません。
そして、当然今後の行動次第では変わってきます。
みんなで幸福度をあげるよう努力してみましょう!
この記事は、この本を参考にしました。
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