JPPA忘年会

JPPA忘年会


JPPAの宇野さん、高橋さん、それから、遥々アメリカから来日してくださった大野さん、久木田さん、ステファニーさん、そして遥々岡山から来てくださった黒田さんと忘年会をしました。

久木田さん、大野さんは皆さんご存知フロー理論で著名なミハイ・チクセントミハイ教授に師事を受けているお二人です。
久木田さんは、12月日15日にJPPAのポジティブ心理学プラクティショナー認定・養成コースで「意味(Meaning)」や「ESM(経験サンプリング法)」について特別授業をしてくださいました。
大野さんは、来月1月12日にフローやエンゲージメントについて講師をしてくださる予定です。

実は、大野さんとはポジティブ心理学とは全く関係なく、仕事で面識があり、5年ぶりの再会となりました!

宇野さんに加え、久木田さん、大野さんのお二人ともざっくばらんにアメリカを中心とした、世界のポジティブ心理学についてお話頂き、大変勉強になることばかりでした。

やはり、「心理学として実証されたもの」を現実世界に適応している人達は少なく、残念ながらアメリカでは「本物ではないポジティブ心理学」が巷に溢れてしまっているという現実も教えていただきました。
場所によっては、ネイルサロンに併設されたポジティブ心理学のサロン的なものもあるとのこと。
本人たちはカウンセリングとか言っているんでしょうが、もはや、「ポジティブ心理学」は言ったもの勝ち状態になっているようです。
有象無象が群がっている感じです。

そんな中で、心理学者たちが正しい方向に何とか引き戻そうと奮闘している状況だそうです。
社会の流れを変えるのは非常に難しいことですが、ぜひ頑張って欲しいですね。

ところ変わって日本でも似たような兆候が出てきていてます。
特に日本語における「ポジティブ」という響きは「ポジティブ・シンキング」に強く関連付けられて想起させられているというのも大きな理由でしょう。
「ポジティブ心理学」というキャッチーな言葉をメディアが逃すはずもなく、日本でもアメリカと同じような現象が起きるはずです。

私たちは、幸か不幸か日本におけるポジティブ心理学の歴史の証人となるのです。
ポジティブ心理学という言葉が使われている場面に遭遇した時、客観的に何が正しく、何が正しくないのかを見極めていく必要があります。
「ポジティブ」という言葉に踊らされず、ポジティブ心理学は科学的な「心理学」であり、科学的に実証されたものを選別して実践しなければ、本当の効果は生まれません。
これは、なかなか難しいことではありますが、自分自身で勉強し、見極める目を養うしかないのです。

宇野さんや大野さん、久木田さんは、正当なポジティブ心理学を日本に伝えてくれる貴重な存在です。
その方々に親しくしていただき、生の情報を教えていただくことは非常に有意義です。
ありがたいことです。
感謝感謝 m_ _m

ちなみに、黒田さんはJPPAポジティブ心理学プラクティショナー養成・認定コースの同じクラス同じグループの方で、なんとJPPA関西支・・・
おっとこれは、正式発表はまだなのでお楽しみですね♪

そして、上の写真で持っているのは「ある方」のサイン入りペーパーバックです(^^♪
チクセントミハイ博士&手配してくださった方々ありがとうございます!