ポジティブイノベーションセンターさんのセミナーに行ってきました。
『強み発見ツールRealise2とその活用』
Realise2とは、通信大手のロイターをグループに抱えるトムソン・ロイターや、製薬業界第2位のグラクソスミスクライン(コンタックの会社)などで活用されている、人の強みを診断するツールです。
世界のいたるところで活用されている素晴らしいものなのですが、英語なので日本での活用例はまだありませんでした。
そして、ついにこの世界で使われているRealise2の日本語版が完成したのです!
このセミナーでは、この日本語版Realise2の特徴と活用のしかたがわかりやすく紹介されました。
数人の方が講師をさられていましたが、メインの講師は、ポジティブイノベーションセンター代表理事の渡辺 誠さん。
通称MAXさんですね。
セミナーは、以下の4部構成で進みました。
- Realise2と第2世代の強みツールの特徴
- Realise2プロファイルレポートの理解と解説
- Realise2を活用する場面
- Realise2を利用したワークショップ
「1.Realise2と第2世代の強みツールの特徴 」では、強み診断ツールRealise2の概要を説明。
強み診断ツールでは、ギャラップ社のStrength Finderが有名ですね。
Realize2が、Strength Finderよりも優れているところは、ただ強みが出てくるだけではないところです。
「活用している強み」、「もっと活かせる強み」、「習得した強み」、「弱み」の4つに分類されて結果が出てきます。
特に「もっと活かせる強み」は、強みであるにもかかわらず、活用していない強みです。
「もっと活かせる強み」は、これを活用している時は、エネルギーがみなぎってくる、というようなものだそうです。
逆に「習得した強み」は、後天的に会得した強みで、発揮しているとエネルギーを消耗してしまうらしいです。
どうでしょう、Strength Finderよりも活用のイメージがわいてきませんか?
ちなみに、Realise2の「2」は、①認識する(Realise)、②活用する(Apply)、③繰り返す(Repeat)、④実現する(Realise)のサイクルで繰り返すのが良いということで、Realiseが2回出てくるからRealise“2”というのだそうです。
Realise1があるわけではないんですね。
「2.Realise2プロファイルレポートの理解と解説」では、事前に実施したRealise2の診断結果であるプロファイルレポートの説明でしてくれました。
参加者には、事前にRealise2のURLとアクセスコードが送付されてきて、プロファイルレポートを持参していました。
それらをどう読み解くのかが説明されました。
「3.Realise2を活用する場面」では、山口さんによるRealise2のプロファイル結果を用いたコーチングのデモンストレーションと、参加者同士のペアでスクリプトに基づくコーチングの実践をしました。
最後の「4.Realise2を利用したワークショップ」では、Realise2を用いてどんなことができるのかを参加者がグループで考え、模造紙に書き上げ、共有するというものでした。
最後は時間が押し押しになってちょっと残念でしたが、Realise2の特徴や活用方法がわかる素晴らしい場でした。
Realise2は、明日5月9日より先行販売、6月1日正式販売ということです。
まだ、サイトに出ていませんが、ポジティブイノベーションセンターにて近日中に発表があると思います。